熊野大花火大会 2023で無料の穴場はどこ?デマ情報のブログに注意❗
熊野大花火大会を無料で見られる穴場をお探しなら「獅子岩周辺の海岸」です。弁天神社や鬼ヶ城 遊歩道を穴場と紹介するブログが多数あるのですが、それはデマ情報です!この記事では、熊野大花火大会の穴場スポットを正確な情報でお届けします。
熊野大花火大会とは?
熊野大花火大会は熊野市の七里御浜海岸で開催される花火大会で、約1万発の花火が打ち上がります。
来場者数は約十数万人で、全国各地から人が集まるほどの大人気な花火です。
開催日は8月29日(火)に決定と、熊野市観光協会の公式サイトで告知されました。
最新情報は 熊野市観光協会の公式サイト、もしくは熊野大花火大会の公式Twitterをご覧ください。
無料の穴場はどこ?
無料の穴場は世界遺産「獅子岩」周辺の海岸です。
2018年にここから鑑賞したのですが、場所取りを当日の夕方から行ってもスペースに余裕がありました。
海上に浮かぶ発射台(台船)からは少し離れていますが、大きい花火が打ち上がるので見応え抜群の穴場です。
さらに、ここで撮影すると「獅子岩と花火のコラボレーション」が撮れちゃいます。
世界遺産と花火が撮れるのって、最高なロケーションだと思いませんか?
フィナーレの鬼ヶ城大仕掛けもバッチリ鑑賞できるポイントです。
獅子岩のシルエットが夜空に浮かぶ写真を撮れちゃいますよ♫
獅子岩周辺の注意点
ここで鑑賞する場合、いくつか注意点があるので紹介します。
- 前日までの場所取り可能なエリアではないため、当日の鑑賞に留めてください
- 仮設トイレや屋台から少し離れた場所になります ※徒歩5分ほど
- 獅子岩の近くはロープが張られており、立ち入りできません
- 獅子岩に近づきすぎると、花火が獅子岩で隠れます
- おすすめの距離感は獅子岩と鬼ヶ城の両方が見える範囲です
- 海岸に寄りすぎると波の危険性があるのでご注意ください
- 熊野市駅からは徒歩10分ほどの距離です。帰りの乗車時刻を確認した上で行動を
逆に、ここで鑑賞するメリットもあります
- すぐ近くに「すき家」がある。
- 徒歩8分の距離にイオン熊野店がある
- 穴場なのでブルーシートを広々と敷ける
- 花火が打ち上がる1時間前でもスペースに余裕あり
これらの情報は2018年に通常開催された時の経験を元にお伝えしています。
2023年度は4年ぶりの開催なので、もしかすると例年以上に混んでいる可能性はあります。
花火大会の「延期」が最も穴場
熊野大花火大会が延期された前回(2019年)は、来場者数が例年の半分以下になりました。
ご参考までに、過去4回の来場者数をご覧ください。
- 2020年〜2022年度:コロナ感染拡大防止のため中止
- 2019年度(延期での平日開催):約8万人
- 2018年度(通常開催):約17万人
- 2017年度(通常開催):約12万人
- 2016年度(通常開催):約14万人
※国土交通省 中部地方整備局が発表した数値を掲載
2018年度は約17万人が訪れ、延期された2019年度は約8万人と半分以下だったのです。
花火が打ち上がる1時間前でも、打ち上げ場所近くの海岸はスペースに空きが目立っていました。
2023年度は8月29日(火)に再延期が発表され、この日は平日なので2019年と同じような来場者数になるかもしれません。
花火の打ち上げは19時10分からなので、お仕事を終えてから行動できる方は列車での来場がオススメです。
車ですと周辺道路が混雑し、臨時駐車場に空きがない可能性もあるので、午後から行動される方は列車で行くと安心です。
列車の時刻表については以下の記事で詳しく解説しています。
穴場のデマ情報に注意❗
熊野大花火大会の穴場を紹介する情報ブログには、誤った情報が多数ありました。
以下の情報を掲載しているサイトは全部、根拠のない「デマ情報」ですのでご注意ください。
❌ 「鬼ヶ城 遊歩道が穴場」はデマ情報
熊野大花火大会の会場近くには世界遺産の鬼ヶ城があります。
風化によって削られた海蝕洞を散策できるのですが、花火大会当日は「千畳敷」までしか通行できません。
上記写真をご覧いただくと、花火の打ち上げ場所や会場の七里御浜海岸すら見えないのが分かると思います。
また、鬼ヶ城の駐車場は前日18時〜当日24時までは許可車両以外、立ち入りができません。
以上のことから、花火の鑑賞は、花火会場の七里御浜海岸で行いましょう。
❌「弁天神社が穴場」はデマ情報
弁天神社は鬼ヶ城を経由して行ける神社なのですが、ここを穴場と紹介する情報ブログが非常に多いです。
花火大会当日は、弁天神社から近い通路の「鬼ヶ城 西口」が封鎖されるので、立ち入りができません。
また、花火のフィナーレを飾る「鬼ヶ城大仕掛け」の打ち上げ場所から近い神社なので、立ち入ることは非常に危険です。
おそらくですが、花火の火の粉が降ってくる可能性もあり、花火の爆風でカメラが吹き飛ぶかもしれません。
「弁天神社の周辺が穴場」と紹介する情報ブログもあるのですが、「鬼ヶ城 西口」が封鎖されるので、周辺の立ち入りも不可能です。
以上のことから、花火の鑑賞は、花火会場の七里御浜海岸で行いましょう。
誰がこんなことを言い出したのか....誠に遺憾すぎるデマ情報です。
❌「熊野本宮大社周辺」はデマ情報
熊野本宮大社は和歌山県田辺市本宮町にある神社で、花火会場から40km以上も離れています。
恐ろしいことに「熊野本宮大社周辺」を穴場スポットと紹介する情報ブログが多数あるんです。
しかも、現地で撮影した写真を載せていない情報ブログばかり。
40km以上も離れた場所から花火の鑑賞をオススメするなんて、もってのほかです!
熊野大花火大会は世界遺産の鬼ヶ城に花火の音が反響して「音の迫力」も楽しめるのが魅力なんです。
遠くから鑑賞したら音の迫力を楽しめませんし、そもそも花火が見えないと思います。
以上のことから、花火の鑑賞は、花火会場の七里御浜海岸で行いましょう。
❌ 「花の窟神社前」は花火が隠れます
花の窟神社は日本最古の神社と言われており、ユネスコ世界遺産に認定されています。
花火会場の七里御浜海岸から徒歩15分ほどの距離ですが、「花の窟神社前」を穴場と紹介する情報ブログが非常に多いです。
では検証してみましょう。上記写真が「花の窟神社前」の光景です。
森の中に参道が続いており、花火の打ち上げ場所が全く見えません。
花火が高く打ち上がっても、この「森」が広大なので花火の大半が隠れてしまうと思います。
「花の窟神社」を穴場と紹介する情報ブログの中には、神社境内の写真を紹介するサイトもありましたが、デマ情報です。
神社境内には巨大な岩壁があるので、七里御浜海岸は全く見えません。
そもそも、神社境内を花火の穴場スポットと紹介する時点で、モラルに欠けていますよね....
以上のことから、花火の鑑賞は、花火会場の七里御浜海岸で行いましょう。
いかがでしたでしょうか
熊野大花火大会に行ったことがある経験者の視点で穴場情報を紹介しました。
熊野大花火大会の詳しい情報については、以下の記事をぜひご覧ください。
熊野大花火大会 2023の情報
- 住所
- 熊野市の七里御浜海岸
- 電話
- 0597-89-0100 (熊野市観光協会)
- 営業時間
- 8月29日(火)19:05 〜 21:30に開催
- 公共交通機関でのアクセス
- JR紀勢本線 熊野市駅から徒歩5分
- 車でのアクセス
- 熊野大泊ICから花火会場まで5分の距離ですが、当日は渋滞が予想されます
当日の渋滞状況は熊野大花火大会の公式Twitterをご覧ください - 駐車場
- 熊野市観光協会の公式サイト「臨時駐車場について(一般車)」をご覧ください
- サイト
- https://www.kumano-kankou.info/kumano-fireworks/