明和町の竹神社にて「みんなの花手水」を見に行ってきました
明和町の竹神社では「みんなの花手水」を実施しています。ご好評により2021年1月31日までだった期間が延長され、毎月開催されています。コロナ禍で利用が停止された手水に花を浮かべる企画です。どんな様子なのか現地へ取材に行きました。
竹神社とは
竹神社とは、明治44年(1911)、旧斎宮村にあった25社の神を合祀して誕生した神社。また、「斎宮(さいくう)の世だめし」といわれ、馬が背追った稲束の色によって豊兇(ほうきょう)を占う「絵馬」が神宝として本殿に保管されています。中世には斎宮城があったところで、当時の石垣が今もその周辺に残されています。
施設の詳細として、近鉄山田線斎宮東300m、参宮街道に面して鳥居が立っております。
鳥居の右手に「延喜式内竹神社」と刻まれた社号標。鳥居をくぐると左手に社務所、右手に手水舎。手水舎のそばには「八王子」と刻まれた石灯籠があります。
社務所が土日に限り開いていますので、竹神社の御朱印や小さなお守りなどが頒布されています。
2021年1月24日、取材に行きました
駐車場に車を止め、いざ境内へ。神社入口の鳥居を正面から見て左側に駐車場があります。
入ってみるとこのような道があります。
そして、奥に進んでいくと・・・・・・・?
花手水発見!
あ、今更ですが花手水(はなちょうず)というのは、神社やお寺の手水に色とりどりの花々を浮かべた飾りつけのことなんです。
どれも彩りが鮮やかで目の保養になります。せっかくなのでもっと近くに寄ってみましょう⭐︎
まずはメインのこちらから。
じゃ~ん!どうですこれ。
近くに龍が映ると迫力がありますね。
手水の後ろに咲いてる蝋梅(ろうばい)をボカして龍を撮るのも良きです。
お次はこちら
先程とはうってかわり赤やピンクの色が可愛い。
これを利用して・・・
ぬい撮りをパシャリ📷
やっぱり可愛い❤️
パーツフォトも撮ってみました。手を添えるだけで印象がガラッと変わります。
ちなみに、これを撮っている風景↓いわゆるオフショット?
撮った写真はこちら↓
花の雫が美しい✨ この日は1日雨だったので雫の量が多めだったかもしれません。
あ、花を手水に入れる際は、社務所へお電話いただくか、直接ご相談くださいね! ※土日の午前10時〜午後3時まで
みんなの花手水とは...
『みんなの花手水』ご案内竹神社にて『みんなの花手水』を実施いたします。
それに伴い地域の方を含め自分だけの花手水を参拝に来られる方々に見てもらいたい、飾ってみたいという方を募集してます!
水を張れるもの「カメやツボ等」をご自分で用意して頂き、そこに季節の花などを彩っていただきます。
彩られたマイ花手水を竹神社にて展示させていただいて参拝に来られた方々に楽しんで頂く企画です
期間 令和2年12月26日〜令和3年1月31日
応募方法 ご自宅から水を張れるもの、彩る植物などを竹神社にお待ち頂き神社内で彩っていただきます
※ご自分の物とわかるようにしていただく必要があります
※社務所は毎週土曜日曜の10時から15時までのみ開館。
明和町のFacebookから引用しました。
なんと、飾られている花・ツボ・鉢植えは地域の方々や参拝者の持ち物だったのですね。
コロナ禍で人との距離が離れる中、こういった企画でみんなが一致団結できるのは素敵すぎます。
2021年2月3日追記!みんなの花手水、期間延長です!
「みんなの花手水」は1月末までの予定でしたが、皆様からのご好評により、期間延長しまして現在も開催されております。「あー、しまった見逃した!」、「綺麗やったでまたもう一度みたいな」、「花手水ってなんなんやろ?」などと思っている皆さん、この機会に訪れてみてはいかがですか♪
手水に花を添えたい方は竹神社( 一般社団法人明和観光商社)へお問い合わせください。
2021年8月9日追記!満月のイベントあり
満月の日には花手水がライトアップされるイベントを毎月開催。詳しくは観光三重のイベント情報を御覧ください。
花手水の撮影を終え、社殿へ向かいます。ここが入口の鳥居。
狛犬が二匹いるのですが、よくみると顔が違う。。。
鳥居の右側にある狛犬は口が開いています。
鳥居を潜って、参道を歩きます。
とても静寂な雰囲気の参道。さらに奥へ進むと...
拝殿が見えてきました!!
まずは本殿に向かってご参拝
竹神社の本殿には立ち入りできない状態になっております
こちらが、拝殿の横から見た本殿の全体図です。
伊勢神宮の社の風貌に似た形をしています。
拝殿の近くに神宮遥拝所(じんぐうようはいじょ)がありました。
看板の文字を見ると….
遥拝石(ようはいせき)の後方 約13.35km先に、伊勢神宮があり、天照大御神がご鎮座されています。
遥拝所(ようはいじょ)とは
神社仏閣に参詣(さんけい)される方が
何らかの理由で、直接参拝に出向けない時
祈願する本神仏を、
遠方から参拝する為、設けられたところです。
つまり、ここで参拝することで、伊勢神宮への祈願が出来るのですね。
賽銭箱の蓋を開けて、賽銭を入れました。
参道の帰り道にパシャリ📷
雨のしっとり感により、境内が神聖な雰囲気を醸し出していました。
境内の石橋も風情がとても良いです。
花手水で目の保養になり、境内の参拝で心が清められました。
最寄りのさいくう平安の杜へ行くと、斎王の歴史を学べますよ♪
※この写真は別の日に撮影したものです。
竹神社について
- 住所 〒515-0321 三重県多気郡明和町斎宮2757−2
- 電話 0596-52-7138(日本遺産活用推進協議会)
- アクセス 近鉄斎宮駅下車徒歩8分
- 駐車場 あり(無料)
- トイレ 手水の近くにあり