2026年8月30日、四日市花火大会を磯津エリアの堤防から撮影してきました!
私が四日市花火大会を見に行くのは、四日市ドーム側で撮影した2019年以来、7年ぶり。今回は「工場夜景と花火を一枚に収めたい」と思い、磯津エリアへ向かいました。
打ち上げ前は土砂降り。スタートは遅れましたが、煙突の間に開いた花火は期待以上でした。
駐車場の様子から、2歳の息子と選んだ観覧場所、花火のあとの工場夜景まで、当日の流れを写真と動画で順番に紹介します。
2026年の四日市花火大会、当日の流れ
| 開催日 | 2026年8月30日(日) |
|---|---|
| 会場 | 四日市港(打ち上げ場所は四日市港東防波堤) |
| 公式プログラム | 19時15分からドローンによるカウントダウン、19時20分から花火の予定 |
| 当日の実施 | 雨の影響で花火は19時30分ごろに始まり、20時20分ごろに終了。ドローンは天候状況により中止 |
| 観覧・撮影エリア | 大会公式が無料観覧スポットとして案内した磯津エリア周辺 |
| 到着・出庫 | 18時ごろ到着、20時50分ごろ駐車場を出庫 |
予定より10分ほど遅れて、一発目が上がったのは19時30分ごろ。ドローンは天候状況により中止でした。
打ち上げは約4,000発、最大10号玉。開催概要は四日市花火大会公式サイト、演目の予定は公式プログラムに載っています。
この記事の時刻は、私が現地でメモした時間と写真の撮影データから拾ったものです。
18時ごろ、磯津の臨時駐車場へ
磯津エリアに着いたのは18時ごろ。ドローンの開始予定時刻まで1時間15分ほどだったので、「もう駐車場が混んでいたらどうしよう」と少し心配でした。
ところが、現地に着いてみると目立った混雑はなし! 大会公式の案内図に掲載されていた3カ所の臨時駐車場のうち、1カ所へスムーズに停めることができました。
2026年の磯津エリアの臨時駐車場は、14時から利用できました。ただし台数に限りがあり、路上駐車や周辺施設への無断駐車は禁止です。臨時駐車場の場所や注意事項は公式「チケットがない方」案内をご覧ください。
駐車場から堤防までは歩いて約10分です。ところが、この日は花火が始まる前に土砂降りの雨! 周りを見ると、雨が完全に止んだ19時ごろまで車内で待つ人が多い印象でした。
今回は19時ごろから堤防へ向かっても、場所を選べるほど余裕がありました。早い時間から無理に場所取りをしなくても大丈夫そうです。
2歳の息子と選んだ、磯津西公園近くの堤防
私がカメラを構えたのは、磯津西公園近くの堤防(地図)です。
この日は2歳の息子と一緒。大きな花火の音を怖がって泣いても、周りの方に気を使いすぎずに済むよう、人の少ない場所を探してここを選びました。実際、この地点にはほとんど人がおらず、ゆったりと観賞できました。
大会公式が無料観覧スポットとして案内していたのは、海岸に近い磯津公園側の堤防です。私が撮影した場所は、そこから少し離れた磯津西公園側でした。観覧できる範囲や立入規制は開催年によって変わる可能性があるので、当日は公式地図と係員の案内に従いましょう。
「磯津公園側は混んでいた?」と気になる方もいると思いますが、身動きが取れないほどの混雑ではありませんでした。椅子やブルーシートで場所を取る方は多かったものの、一帯が広い堤防なので、19時になっても立ち見なら場所を見つけやすい状況でした。
工場のパイプラインと煙突の間に、花火が上がりました
磯津西公園側から四日市コンビナートへカメラを向けると、工場のパイプラインと煙突の間に花火が上がります。
「工場夜景と花火」を一枚で撮りたくて来たので、花火が煙突の間へぴたりと収まったときは大満足! これは四日市だからこそ撮れる光景ですね。
しかも、この日の四日市港は19時24分に満潮(潮位245cm)。花火の時間とちょうど重なり、海面が広がっていました。青・ピンク・緑の光が、そのまま水面にも映り込みます。
工場夜景だけでも見応えがありますが、花火と海面の映り込みが重なった時間は、とくに幻想的でした。当日の潮位は気象庁「潮位表 四日市」で確認できます。
その光景を撮影した写真がこちらです👇
この日の主役は、2回上がった彩色千輪菊
この日とくに印象に残ったのは、青・ピンク・緑など色鮮やかな花火の数々。なかでも、写真家の間で人気の「彩色千輪菊」が2回も打ち上がりました!
1回目は19時58分。青い花火が上がった直後に、小さな花が一斉に開くような彩色千輪菊が出現しました。青い花火と彩色千輪菊が同じ一枚に収まり、工場夜景と海面までカラフルに染まる、にぎやかな写真になりました。
2回目は20時17分ごろのフィナーレ前。さまざまな色の花火が丸く広がり、まるで夜空に浮かぶお花のブーケのよう! この日いちばん華やかな光景でした。
花火のあと、初めてのフレアスタックに出会えました
花火は20時20分ごろに終了しましたが、すぐに帰るのはもったいない! その場に約20分残り、磯津エリアならではの工場夜景を撮影しました。
海面には、工場の黄色や白の光が長く伸びています。花火が終わったあとのほうが、海越しの工場夜景はじっくり狙えました。
さらに撮影を続けていると、煙突の先から大きな炎が上がる「フレアスタック」が出現! まるで煙突の先で火事が起きているように見えるほど、大迫力の光景でした。
私は以前からフレアスタックを一度見てみたいと思っていたのですが、これまで一度も出会えず。今回初めて撮影できたので、本当に嬉しかったです。
フレアスタックは火災ではなく、設備内で発生した余剰ガスなどを燃やし、安全に放出するための設備です。仕組みは出光興産「製油所の安全操業」でも紹介されています。
撮影を終え、駐車場を出たのは20時50分ごろ。帰りは渋滞が一切なく、とてもスムーズに帰ることができました。
2019年の四日市ドーム側より、花火が近く感じました
私は2019年にも、四日市ドーム周辺から四日市花火大会を撮影しています。そのときと比べると、今回の磯津エリアは花火との距離が近く、かなり大きく見えたように感じました。
こちらが、7年前に撮影した写真です👇
ただし、2019年と2026年では打ち上げ場所と観覧場所が異なります。写真の構図や焦点距離も同じではないので、花火の大きさを単純に比較することはできません。
あくまで現地で見た印象ですが、私は今回の磯津エリアのほうが花火を近くに感じました。
花火と工場夜景のカメラ設定
今回はカメラ2台を使って撮影しました。「花火と工場夜景をどんな設定で撮ったの?」という方は、こちらの撮影データを参考にしてみてください。
| 写真 | カメラ・レンズ | 設定 |
|---|---|---|
| アイキャッチの彩色千輪菊 | Sony α7C II・Tamron 70-180mm F2.8 | F10・118mm・5秒・ISO 100 |
| 青い花火と彩色千輪菊 | Canon EOS R5・EF70-200mm F4L IS II USM | F10・86mm・9秒・ISO 100 |
| 丸形の彩色千輪菊 | Canon EOS R5・EF70-200mm F4L IS II USM | F10・86mm・11秒・ISO 100 |
| 花火後の工場夜景 | Canon EOS R5・EF70-200mm F4L IS II USM | F6.3・70mm・18秒・ISO 400 |
レンズにはCPLフィルターを装着し、明るさを約1段落とした状態で撮影しています。フィルターを回しながら海面の映り込みがもっとも強く見える角度に調整したことも、花火や工場の光を印象的に写すポイントでした。
花火の明るさや打ち上げ間隔によって適正露出は変わりますが、同じような構図を狙う方は参考にしてみてくださいね。
今回撮影した写真は、三重フォトギャラリー「四日市花火大会」でも公開しています。
当日の花火を動画で見る
花火が次々と開く様子や、工場夜景との距離感は動画でもご覧いただけます。写真とはまた違った迫力があるので、ぜひ再生してみてくださいね。
埋め込みが表示されない場合は、リンクからInstagramでご覧ください。
磯津エリアで観賞して分かったこと
最後に、実際に磯津エリアで花火を観賞して分かったことをまとめます。
堤防周辺に仮設トイレはありませんでした
トイレを気にされる方は要注意。私が観賞した堤防周辺には、仮設トイレがありませんでした。
トイレを優先したい方には、無料観覧スペースの四日市ドーム裏、霞ヶ浦緑地公園の海沿い散策道側がおすすめです。小さなお子さんと一緒なら、観覧場所を決める前にトイレの位置も確認しておくと安心ですよ。
雨宿りできる屋根もありません
堤防周辺には、突然の雨をしのげる屋根も見当たりませんでした。この日は19時ごろまで土砂降りだったので、雨具は持っていったほうが安心です。
今回は花火開始の直前でも場所を選べる余裕がありました。雨の日は空模様と現地の混雑を見ながら、車内で待つ時間を調整してみてください。
工場夜景と海面に映る花火を楽しみたい方におすすめ
磯津エリアは、花火と工場をまとめて一枚に収められる場所でした。
混雑を避けてゆっくり構えたい方、工場夜景と花火を一緒に撮りたい方には、とくにおすすめです。私は磯津エリアを選んで大満足でした。
次回訪れる際は、四日市花火大会公式サイトで最新の観覧エリア、駐車場、交通規制を確認してからお出かけくださいね。